
これは複数のウェブサイト(ホームページ)を公開、更新している士業事務所さん向けの記事になります。そして、既にクラウドを活用してウェブサイト運営に関する情報を共有している事務所さんは、この記事を読む必要ありません。
ウェブサイトの数が増えるほど、どのウェブサイトにどれくらいの頻度でコンテンツの追加を行っているのか、把握しにくくなりませんか。
あるいは、ウェブサイトの更新を予定しているものの、つい日々の業務に追われて忘れてしまう……なんて事態に陥っていませんか。
簡単な表を作って丸を付けるだけでも効果的
- どのウェブサイトをどれだけ更新しているか把握したい
- ウェブサイトの更新を忘れないようにしたい
この2つの希望に関してはかなりアナログな方法になりますが、ウェブサイト更新に関する表を作って、それを事務所の壁に貼りだしてしまうのが一番手っ取り早いです。更新をしたウェブサイトは、その日に丸印をつけておく、それだけの作業です。
これなら、今月どのウェブサイトに対して、どれだけコンテンツの追加・修正作業を行ったのか、一目瞭然です。また壁に貼りだしておくことによって、毎日必然的に目に入ることになりますから、更新忘れの防止にも役立ちます。
実際、弊社のクライアントさんでもこの方法を活用してもらい、更新頻度が大幅に改善しました。「たったこれだけのこと?」と思われるかもしれませんが、アナログ的手段の活用も結構効果的なこと、思った以上に多いです。
更新頻度やスタッフ間の調整にも効果
この単純な表を活用すると、つい自分の好きなウェブサイト(好きな業務)ばかり手を加えて情報発信をしてしまうといった事態も防げます。同じウェブサイトにばかり連続して丸を付けていると、「そろそろ別のウェブサイトも記事を追加しないとだめかも」という気分になるため、ウェブサイト間の更新頻度の差を補正しやすくなります。
また、複数のスタッフさんで並行してコンテンツの拡充に当たっている場合も、他のスタッフさんがどのウェブサイトにどんなペースでコンテンツを追加しているのか、すぐ把握できるので調整が容易です。更新担当のスタッフさんごとに色を変えれば、不公平感の防止に役立つこともあります。
ウェブサイトの更新がすぐ途絶え気味だなと思ったら
もし、この記事を読んでちょっとでも「そうなんだよな、表くらい付けておくほうがいいかもな」と思ったそこのあなた。でも表を作るまでは手が回りませんよね?わかります。
そこで、PDF形式のごく単純な表をダウンロードできるようにしましたので、いますぐ、印刷して壁に貼ってください。
多数の競合ウェブサイトから一歩抜け出すためには、1円貯金のように地道な作業を続けていくことが、じわじわ効いてきます。そしてそれが容器から溢れるくらいに積もったとき、大きな違いとなって実感できるものとなります。
本当はウェブサイト修正ログも合わせて活用してもらいたいところですが、おそらく2つ同時だと挫折する事務所さんも多いのかなと(体験談)。
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