競合事務所のウェブサイトがどのように運営されてきたか変遷を辿る

ウェブ上で競合する士業事務所のウェブサイトが公開当初からどのような変遷を辿ってきたのか、もし確認できればそこから何らかのヒントが得られますよね。実在の士業事務所の変遷というのは、その事務所で勤めていないとなかなか把握できないものですが、ウェブサイトの変遷は、ありがたいことにウェブ上で確認することが可能です。

ということで、今回は前回の「士業がウェブサイトを作る前に必要な「意気込み」の目安を知る方法」の補足的な内容として、競合事務所ウェブサイトの変遷を辿る方法について。

競合事務所ウェブサイトの変遷を辿ることはウェブ営業のヒント

念のため補足しておきますが、ここで言うところの「競合事務所」というのはリアル世界で競合している事務所ではなく、ウェブ上で同一検索ワード等を狙っている関係で競合している事務所のことです。リアル世界で競合関係にある士業事務所だからといって、そのウェブサイトの変遷を辿っても、その事務所のウェブサイトがよほど効果を発揮しているのでない限りあまり意味がありませんので。

ということで、話を元に戻します。競合する士業事務所のウェブサイトの変遷を辿ることは、そのウェブサイトがどのような方向に舵を切ってきたかを肌で感じることができるので、ウェブサイト運営の方向性を判断する上で様々なヒントとなります。

ウェブ上のツールを利用して競合事務所ウェブサイトの過去を覗く

過去を覗くことは意外と簡単で、これは既にご存じの士業さんもいらっしゃるかもしれませんが、ウェブ上で提供されているウェブサイトのアーカイブサービスを活用するだけです。

https://archive.org/web/

たとえば、上のWayback MachineというINTERNET ARCHIVEサービスなどが有名です。このウェブサイトに競合する士業事務所ウェブサイトのURLを入力するだけで、過去にそのウェブサイトがどのような形だったか、確認することができます。

上のほうに表示されるグラフが、どの時期のウェブサイトがアーカイブとして保存されているかを表しています。あまり活用されなかったウェブサイトや更新頻度が極端に低かったウェブサイトなどはグラフがほとんど表示されない可能性もありますが、「競合するウェブサイトだから過去を確認したい!」とまで思ったサイトであれば、それなりの規模で運営されてきたはずですから、おそらく何度もアーカイブが保存されているのではないでしょうか。

グラフから確認したい時期の部分をクリックすると、その下にカレンダーが表示されます。

色のついた日付のアーカイブは保存されているので、日付をクリックすればそのウェブサイトが当時どのような内容だったのか、だいたいのかたちを確認することができます。(完全な形態で表示されないと思いますが、主要な部分はほぼ確認が可能です)

表示されたウェブサイトのリンクもクリックできますので、アーカイブされている限り、トップページだけでなく保存された個別ページも確認が可能です。プロフィール写真などは「ああ、あの士業さんにはこんなに若い頃があったんだな・・・」など、それだけで感慨深いこともあるはず。

時期や規模、状況に応じた運営方法を確認できる

士業事務所の開業時期や規模、事務所所在地などの状況等によって、その事務所で取り扱うべきサービス内容や採用すべき(あるいは採用可能な)営業方法は異なります。そこで、このアーカイブサービスを活用して、競合事務所が開業初期にはどのような手を打っていたかとか、自事務所と同じくらいの規模だった時期にはどのようなサービスを提供していたかなど、時期や規模が似た時期のウェブサイトを確認することで、自事務所に合った営業方法を模索・検討することができます。

違うステップにある事務所のウェブサイトを参考にするよりも、同じくらいのステップにある事務所のウェブサイトを参考にしたほうが、得られるヒントが多いですから。

業界の流れを知ることができる

また、競合する士業事務所ウェブサイトの変遷を辿ることは、「こういう方向に力を入れている、流れがこっちに向いている」とか「こういう施策は意味なかったのかも」など、その事務所の方向性だけでなく業界の流れも肌で感じられることがあります。以前は流行っていた営業方法・表現方法が次第に廃れていく様や、新たに流行り始めた営業方法なども確認することができます。

これは目で見てすぐ分かるデザイン面だけでなく、そこに書かれた記事内容やバナーとして配置されているサービス内容も含めて、結構参考になることも多いです。

一度流行ってその後廃れた方法でも、そこから何年も経過した今なら、周囲の状況や事務所の環境からアレンジして活用できる営業方法なども思いつくかもしれません。

それと、意外と参考になるのは自分の事務所の過去のウェブサイトを覗いてみることです。何らかの事情で次第にウェブ上からはカットしてした要素が「そういえば昔はこんなこと考えてたな」と当時の思い蘇ることで、それを現在提供中のサービス内容に反映して充実させるなど、思いがけないところで役立ってくれることもあるはずです。

ドメイン年齢だけでは分からない競合の本気度を垣間見る

以上、今回は競合事務所する士業事務所ウェブサイトの過去を覗く方法でした。前回の記事で触れた「ドメイン年齢」を確認するだけでは、実際にそのウェブサイトがどれだけ本気で運用されてきたのかが分かりにくいのですが、このようなアーカイブサービスを併用することで、そのウェブサイトがどれだけ本気で運用されてきたかを肌で感じることが可能です。

気になるあの事務所や、参考にしたいあの事務所、そして何年も前の黄事務所の過去、ぜひ一度覗いてみてください。

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営業用ウェブサイトの制作や集客・活用のコンサルティングに10年超携わっています。 クライアントさんは主に行政書士、社労士、司法書士、税理士、弁護士等の士業事務所さんで、士業サイトの制作実績は現在約500サイト。

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